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十日町友禅の買取価格と詳細

十日町友禅

「十日町友禅」とは、その名の通り新潟県の十日町地方で作られる友禅の着物です。十日町地方は古くより十日町絣、そして十日町明石縮などの織物の名産地として知られ、その質の高さは広く知られていました。

そんな十日町地方が昭和30年頃、"織物だけでなく、染めの文化も"と新しい試みをスタートし、十日町織物工業協同組合を中心として作り上げられた新たな伝統が「十日町友禅」です。

昭和の時代は加賀友禅をはじめ様々な友禅の着物が流行となり、加賀友禅と京友禅を合わせたような、いわば"京加賀"友禅も数多く作られた時代でした。十日町友禅も、自由な発想を持つ組合の青年部が中心となってこの頃に作り上げられた友禅着物ですので、昔の十日町友禅でいえば、その時代の需要や流行をよく反映していたのが伺えるような図柄が多いです。

織物の街・十日町で作られる新しい友禅は、現在でも辻が花やおぼろ染などの技法を積極的に取り入れるなど、友禅界に新しい風を吹き込んでいます。

十日町友禅でいえば"秀美"の着物は非常に有名で、着物雑誌などにも数多く取り上げられる染め元です。今では希少品となってしまった手描き友禅をメインに作っているメーカーさんで、今も図柄の特注着物、いわば"お誂えの着物"の受注も行っているようです。

他、十日町友禅の名門として"青柳"も有名で、こちらも手描きや型染の十日町友禅を中心に、伝統的なモチーフの訪問着や振袖など数多くの着物を制作しています。

十日町友禅の着物は価値もピンからキリまでですが、基本的に手描きの友禅となると価値は高くなります。ですが着物の状態にも買取価格は大きく左右され、また中古着物となるとクリーニング代も結構高額になってくるため、現代の着物の需要、そうした費用面も考慮するとあまり弾まないかも知れません。

けれども十日町友禅自体、手描き・新品となると30万円ほどはする着物ですので、美品であれば買取価格も何万円単位となる可能性が高いです。 有名な染め元や作家さんの品であれば、査定の際に証紙も合わせて見せるようにしましょう。

十日町友禅をより高く売る方法

着物買取業者

十日町友禅の着物の買取価格は「どの着物買取業者に依頼するか」によって買取価格・価値は大きく変動します。その為、本サイトではより高く十日町友禅の着物を売るために、複数の着物買取業者で相見積もりを依頼する事をおすすめしています。


ですが、「着物買取業者」と一言に言えど、着物買取業者はかなりの数が存在しますので、どこで相見積もりを取るかも悩まれるかと思います。その為、本サイトでは「おすすめの着物買取業者」に関しても比較ランキング形式で紹介していますので、これから十日町友禅買取をお考えの方は是非参考にしてください!

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