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着物作家【吉田文之】について紹介します

着物作家:吉田文之
着物作家:吉田文之の概要
着物の種類 撥鏤(象牙工芸)
出征 1915年~2004年
出身地 奈良県
重要無形文化財認定年 1985年(昭和60年)

着物作家吉田文之に関する詳細情報

吉田文之(よしだ ふみゆき)とは、昭和から平成にかけて活躍した象牙作品の工芸家です。 帯留めやかんざし等、着物に関連する作品を数多く手がけた他、西陣織の監修も務め、日本工芸において大きな功績を多数残されました。

吉田文之作品の買取価格は、ご本人が手掛けた帯留めやかんざし等の象牙作品となると価値は極めて高くなり、販売価格で数十万円単位になることもあります。 中古品の買取となると、製作年代や実物の状態、共箱などの付属品の有無によっても買取価格は大きく変わってきますので一概にはいえません。 ですが元々の価値から鑑みるに、大型作品であれば10万円越え、帯留めなどの小物であっても1~3万円前後の買取価格は期待したいところです。
ご本人作ではなく"監修"された帯や着物、復元柄の着物作品などであっても、一般的な中古着物よりも高い買取相場になっており、買取価格が1~2万円になることも珍しくありません。

吉田文之氏は、象牙工芸において「撥鏤(ばちる)」と呼ばれる技術を持ち、1985年に同分野において人間国宝に認定されました。 撥鏤とは象牙の表面に染色を施し、はねるような彫りを施していくことから、別名"撥ね彫り"とも呼ばれています。彫りの深さを変えることにより濃淡が変わり、作品に表情が生まれる奥が深い技術です。

ですが象牙は元々染まりにくいという特徴を持っており、かつ染色の際の加熱が少しでも強ければ、容易に変質してしまいます。 その為、吉田文之氏は美しい色合いに徹底したこだわりを持ち、長年に渡る研究を重ね、美しい染色やぼかしの効果を象牙で表現されることに成功しました。

吉田文之の着物買取をお考えなら

吉田文之の着物の買取価格は着物買取業者の選び方次第で大きく異なります。ブランド品と異なり、オーダーメイド・一点物が基本な着物は【贅沢品】と呼ばれている事から、例えば100万円で購入しても、買取となると業者によっては1万円を切る買取価格を提示されることも往々にしてありえます。


吉田文之のような作家の着物はもちろんの事、加賀友禅といった有名な技法を用いた着物など過去に高い金額で購入した着物を極力高く売る為には、着物を専門的に鑑定できる査定員が在籍している業者や着物の販売経路を多く持つ着物買取業者に依頼することは必須条件だといえます。


本サイトではより高く着物を売るために、複数の着物買取業者で相見積もりを依頼する事をおすすめしており、少しでも高く着物を売れるようにおすすめの着物買取業者も紹介していますので、吉田文之の作品をはじめとした着物の買取をお考えであればそちらも是非参考にしてください。

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