着物作家【芹沢銈介】について紹介します
着物の種類 | 型絵染 |
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出征 | 1895年~1984年 |
出身地 | 静岡県 |
重要無形文化財認定年 | 1956年(昭和31年) |
着物作家芹沢銈介に関する詳細情報
芹沢銈介(せりざわ けいすけ)とは、かの有名な柳宗悦の民芸運動における主要参加者であり、着物の他にも本の装丁や建築物の装飾設計など幅広く活動を行っていた工芸家です。
1956年に重要無形文化財「型絵染」の保持者に指定され、その作品たちは独自の色彩感覚と高い芸術性を備え、海外からも高い人気を獲得しました。
東京高等工業学校の図案科を卒業し若かりし頃から図案家や画家として活動していた芹沢銈介氏は、33歳のとき紅型の風呂敷を見て興味を持ち、沖縄の紅型着物の研究を始めます。
実は"型絵染"という名称は1956年、芹沢銈介が重要無形文化財の保持者に認定されたことをきっかけに生まれました。
鮮やかな色彩に高いデザイン性が合わさった芹沢銈介の着物は海外でも高い評価を受け、芸術の都・パリでも大規模な個展が行われています。
芹沢銈介が好んだ着物図柄は幅広く、動植物から風景、幾何学模様までを手掛け、特に"いろは文様"は個性的な模様と芸術的な色彩感覚で、芹沢銈介の代表作だと言われています。
また、型絵染の着物作家は大半が分業制を取っていましたが、芹沢銈介は着物作品における全ての工程をひとりで担う等、幅広い技術力も高い評価を受け、人間国宝認定に至りました。
芹沢銈介本人作の着物となると価値は極めて高く、出生地である静岡県には芹沢銈介美術館も存在するほどです。 沢山の着物を精力的に制作された芹沢銈介氏ですが、活動年から鑑みるに状態良く残っているものは少なく、また運よく綺麗な状態で残っていたとしても、ご本人作だと証明できる証紙や箱書きなどが消失している可能性が高いです。 もし芹沢銈介ご本人の着物作品だと証明が出来れば、状態が良ければ100万円以上の買取価格も夢ではありません。 芹沢銈介作の着物をお持ちで買取をご検討であれば、査定実績が多く信頼のおける着物買取業者の利用を強くおすすめします。
芹沢銈介の着物買取をお考えなら
芹沢銈介の着物の買取価格は着物買取業者の選び方次第で大きく異なります。ブランド品と異なり、オーダーメイド・一点物が基本な着物は【贅沢品】と呼ばれている事から、例えば100万円で購入しても、買取となると業者によっては1万円を切る買取価格を提示されることも往々にしてありえます。
芹沢銈介のような作家の着物はもちろんの事、加賀友禅といった有名な技法を用いた着物など過去に高い金額で購入した着物を極力高く売る為には、着物を専門的に鑑定できる査定員が在籍している業者や着物の販売経路を多く持つ着物買取業者に依頼することは必須条件だといえます。
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