帯の価値と買取価格、定義って?
着物における帯とは、幅が30cm~70cm、長さが3m~4m程度の腰に巻くための反物を指します。着物にとって帯は切っても切れない関係にあり、帯で着物を締める事はもちろんの事、見た目の雰囲気のアクセントや着物を着ていく用途によって帯自体も変更しなければならなく、着物にとって帯は非常に重要な要素なのです!
単純に帯といってもその価値はピンからキリまであり、帯自体の種類も多種多様にございます。ですので、このページでは着物の帯の買取価格や価値に加えて、帯についても併せて一覧で紹介していきます。
帯の価値を簡単に知る方法
このページでは帯の買取価格や種類を一覧リスト形式でご紹介していますが、素人では手持ちの帯の種類を判別する事も難しく、あくまでも帯の目安の価値と買取価格をご紹介しています。そして、帯の種類は膨大ですのですべての帯の買取価格や価値の目安を説明することも困難ですので、先に【帯の価値を正確に知る簡単な方法】をご紹介します。
ここで紹介する方法ならば、帯について全くの無知でも正確な帯の価値・買取価格を知る事ができます!
その方法は着物買取業者にメール査定を依頼するだけです。
シンプルな方法ですが、この方法は非常に合理的な方法です。帯といった着物関連商品でも写真を送れば専門家に帯を査定してもらえます。
特に、価値が高い事を知っている帯をお持ちであれば、一度メール査定にて相見積もりをしてもらう事をおすすめします。帯の買取価格は業者の在庫状況や販路に影響されますので帯の種類(作家物等)によって最も高く帯を買取してくれる業者も異なるからです
また、メール査定なら査定のみで帯の買取を簡単に断ることができるのもおすすめな点ですね♪
帯をメール査定してもらうのにお勧めの着物買取業者は次のページを参考にしてください!
帯の価値について(帯一覧)
では、帯の価値や買取価格、概要について一覧で説明していきます。
このページで説明する帯の一覧は次の通りです。
※下記の帯の名称をクリックするとそこまでジャンプします。
丸帯の定義と買取価格例
丸帯とは江戸中期~戦前にかけて主に使用された、最も格式の高い礼装用の帯です。一件「袋帯」と似たような作りですが、帯地を二つ折りにして仕立てるという特徴から「帯の両面に同じ柄が入り」、袋帯よりも華やかになります。ですが、帯自体が重く、一人では結ぶことが困難だという扱いづらさから現在ではほとんど使用されていません。
袋帯の定義と買取価格例
袋帯は一言でいうと【丸帯を簡素化したような帯】で、帯の片面は柄、片面は無地という作りになっています。丸帯に次いで格式の高い礼装用の帯として使用され、現在においては袋帯の方が礼装用として広く使用されています。また、重さ軽減により扱いやすくなった事から、軽い柄のお洒落用の帯としても広く使用され、現在における主流な女帯の一つです。
名古屋帯の定義と買取価格例
名古屋帯は戦後に袋帯とほぼ同時期に誕生した帯の一種で、その名前は名古屋で考案されたことから由来しています。袋帯よりも長さが短く、軽く締めやすい帯なのでより扱いやすく、準礼装やお洒落着に合わせて使用されます。名古屋帯は主に幅の違い(厚み)から「九寸名古屋帯」「京袋帯」「八寸名古屋帯」の三種類に分ける事ができますが、格式は袋帯に次いで高い帯として使用されます。袋帯と比べて長さが短いという特徴があります。
京袋帯の定義と買取価格例
京袋帯は帯自体の長さと幅のサイズから名古屋帯に分類されています。名古屋帯と比べて何が異なるかというと、名古屋帯は度に巻く部分の形状が初めから折られていますが、京袋帯は折られておらず、その形状は前述にある袋帯と同様です。その為、京袋帯は「袋名古屋帯」とも呼ばれています。格式の高さも名古屋帯の3種類の中の中間ほどの高さとされており、ちょっとした会合にも利用できる帯です。
半幅帯の定義と買取価格例
半幅帯は別名「細帯」や「四寸帯」と呼ばれており、特徴としては前述した帯と比べて幅が約半分~6割ほどと細く作られています。 主な用途としてはウール着物や浴衣、紬といった礼装でよりもカジュアルに着用する着物の帯として使用されます。現在では若者を中心に浴衣で使用される機会が多い事もあり、様々なデザインのものが普及しており、ファッションに合わせる関係上から様々なアレンジが施されている半幅帯もあります。
※このページで説明している帯の価値はあくまでも買取価格の指標の一つであり、状態や証紙の有無等で価格は上下します。