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東京友禅の買取価格と詳細

東京友禅

東京友禅とは東京で作られる友禅染のことで、京友禅や加賀友禅と比べて色数が少なく、落ち着いた粋な雰囲気を特徴としています。 これは江戸の町人文化を背景として作られたため、当時流行していた渋い色合いを用い、柄も千鳥や釣り船などの風景模様が人気でした。

東京友禅が作られた江戸時代の中期は、芸術面においても葛飾北斎や歌川広重、写楽などの画家が一世を風靡し、庶民の文化が著しく飛躍していた時代でした。 江戸には多くの人が集まり、同時に着物作家や染職人なども多く移り住むようになったのです。 そこで大奥や裕福な家の女性は、職人へとオリジナルの図柄を発注しはじめ、誂え向きの着物も多く作られるようになりました。 様々な図柄や意匠の着物が人々の目に触れるようになり、やがて他の地域にはない「粋」な着物が好まれるようになったのです。

東京友禅は、かつては京友禅などと同様に分業制で作られていたのですが、第二次世界大戦により成り立たなくなってしまい、現在は僅かな作家さんが殆どの作業を行うようになっています。 そのため東京友禅の生産数は少なく、良いものは希少価値が非常に高くなっているのです。

友禅の価値は手描きか否か、仕立てのサイズや状態によっても大幅に変わってきますので大体1万円前後は期待したいところですが、立派なものや作家物となればこれ以上の価値がつくことも多くあります。 例えば東京友禅や名古屋帯などで有名な作家「久呂田明功」氏の東京友禅であれば、1枚辺り17万円以上で取引されたという事例もあります。
ですが他の友禅と同様、東京友禅にも価値が高い手描きの他、壁紙を用いて作った「型友禅」、そして近年ではプリントを使った東京友禅風の着物も多く販売されていますので、着物に詳しくない方が価値を判断するのは困難かも知れません。

東京友禅をより高く売る方法

着物買取業者

東京友禅の着物の買取価格は「どの着物買取業者に依頼するか」によって買取価格・価値は大きく変動します。その為、本サイトではより高く東京友禅の着物を売るために、複数の着物買取業者で相見積もりを依頼する事をおすすめしています。


ですが、「着物買取業者」と一言に言えど、着物買取業者はかなりの数が存在しますので、どこで相見積もりを取るかも悩まれるかと思います。その為、本サイトでは「おすすめの着物買取業者」に関しても比較ランキング形式で紹介していますので、これから東京友禅買取をお考えの方は是非参考にしてください!

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