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着物作家【玉那覇有公】について紹介します

着物作家:玉那覇有公
着物作家:玉那覇有公の概要
着物の種類 琉球紅型
出征 1936年~
出身地 沖縄県石垣市
重要無形文化財認定年 1996年(平成8年)

着物作家玉那覇有公に関する詳細情報

玉那覇有公(たまなは ゆうこう)とは沖縄県に工房を構える紅型着物作家で、その技術力と鮮やかな芸術性で高い評価を受けています。 特に紅型の両面染め技術においては定評があり、"二枚異型"という技法を独自で考案したことでも知られています。 今も現役で活躍されている着物作家さんであり、息子である有勝氏も同じ紅型作家の道を歩んでいます。

玉那覇有公氏は着物作りに関しては全くの未経験でしたが、結婚を機に沖縄県指定無形文化財"びん型"の保持者・城間栄喜に師事します。 というのも、玉那覇有公が結婚したのは城間栄喜氏の一人娘・道子さんで、ただでさえ工程の多い琉球紅型の製作ゆえに人手が足りず、また家の仕事を継ぐことは城間栄喜氏が強く望んでいることだったからです。 基礎が出来ない間は弟子としても迎えられないという徹底した厳しい教えを受け、工房で働き始めた後も日々勉強を怠らず、またある日は妻である道子さんにアドバイスを受けながら、独自の作風を切り開かれました。 「紅型」の人間国宝に認定されたのは玉那覇有公氏が還暦を迎えた1996年のこと、その頃にはすでに一流として名が知られる紅型着物作家でした。 人間国宝となった今でもスケッチは欠かせない日課であり、沖縄の豊かな自然や植物が基となった美しい作品群は、今もなお高い評価を受け続けています。

玉那覇有公は数々の紅型着物や帯などの作品を手掛けてきましたが、特に両面染めの着物に定評があります。 紅型の両面染めは非常に高い技術が必要で、さらに片面染めの5倍もの時間を要すると言われています。 技術力と集中力の両方が伴わなければならない為、おいそれと真似出来るものではなく、今では紅型の両面染めが出来るのは玉那覇有公氏だけだと言われています。

玉那覇有公氏が手掛けている作品は着物や帯まで幅広く、また浜紬やからむし織など使用する生地も多々ありますが、どれにも総じて高い価値がついています。 価値の詳細となると品によって大幅に変わってはきますが、新品の帯で約40万円程が販売価格の相場となり、両面染めの着物となれば更に価値は高くなります。 現在は着物の需要が下がってきていますので中古着物となると価格は下がってしまいますが、それでも数ある着物の中で非常にハイクラスな品であることに間違いはありません。 状態が良く付属品も揃っていれば、着物によっては何十万もの買取価格が期待できる逸品です。

玉那覇有公の着物買取をお考えなら

玉那覇有公の着物の買取価格は着物買取業者の選び方次第で大きく異なります。ブランド品と異なり、オーダーメイド・一点物が基本な着物は【贅沢品】と呼ばれている事から、例えば100万円で購入しても、買取となると業者によっては1万円を切る買取価格を提示されることも往々にしてありえます。


玉那覇有公のような作家の着物はもちろんの事、加賀友禅といった有名な技法を用いた着物など過去に高い金額で購入した着物を極力高く売る為には、着物を専門的に鑑定できる査定員が在籍している業者や着物の販売経路を多く持つ着物買取業者に依頼することは必須条件だといえます。


本サイトではより高く着物を売るために、複数の着物買取業者で相見積もりを依頼する事をおすすめしており、少しでも高く着物を売れるようにおすすめの着物買取業者も紹介していますので、玉那覇有公の作品をはじめとした着物の買取をお考えであればそちらも是非参考にしてください。

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