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加賀友禅の買取価格と詳細

加賀友禅

加賀友禅の発祥は、京友禅の考案者である宮崎友禅斎が晩年を加賀で過ごし、友禅の技法を持ち込んだことから始まりました。 元々加賀には15世紀頃から「梅染」という技術があり、関連する様々な技法も伝えられており、総称してお国染めと呼ばれていました。 宮崎友禅斎が友禅の模様染めを伝えたことから、上記の技法をもとに「加賀友禅」が作られるようになったのです。

京友禅と加賀友禅の違いとしては、まず加賀友禅には「加賀五彩」なる色彩が存在します。 色は臙脂、草、黄土、藍、古代紫の5色で、物によりますが、古典の色調を伝承するような色合いが使われることが多く、また金彩や刺繍などもあまり使われないため、仕上がりは落ち着きのある友禅となります。
また図案も京友禅とは少し違い、加賀友禅は「虫食い」など自然に忠実に描かれていることが特徴です。(京友禅はどちらかといえば絵画のような印象です)
「虫食い」とは着物に描く葉の虫食い箇所まで忠実に再現することを表し、自然描写を大切にする加賀友禅ならではの装飾となっています。

加賀友禅の価値は手描きか否か、仕立てのサイズや状態によっても大幅に変わってきますが、価値の高い加賀友禅となれば5~10万円程の買取価格がつく可能性もあります。 特に著名な作家物ともなれば価値は非常に高く、「中井節子」や「柿本市郎」の加賀友禅ならば上記以上の価値がつくこともあり、一枚辺り70万円以上で取引されたという事例もあります。
ですが加賀友禅には価値の高い手描き友禅の他、「型友禅」と呼ばれる壁紙を用いて作った友禅、近年ではプリントを使った加賀友禅風の着物も多く出回っていますので、着物にあまり慣れていない方が価値を判断するのは非常に困難です。

加賀友禅をより高く売る方法

着物買取業者

加賀友禅の着物の買取価格は「どの着物買取業者に依頼するか」によって買取価格・価値は大きく変動します。その為、本サイトではより高く加賀友禅の着物を売るために、複数の着物買取業者で相見積もりを依頼する事をおすすめしています。


ですが、「着物買取業者」と一言に言えど、着物買取業者はかなりの数が存在しますので、どこで相見積もりを取るかも悩まれるかと思います。その為、本サイトでは「おすすめの着物買取業者」に関しても比較ランキング形式で紹介していますので、これから加賀友禅買取をお考えの方は是非参考にしてください!

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