付け下げの価値と概要、おすすめ買取業者を紹介します!
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付け下げの価値と買取価格、定義って?

付け下げの定義とは

付け下げとは、着用した時に柄が全て上向きになるよう作られた着物で、かつては訪問着より少し格が下だと言われていましたが、今では訪問着とほぼ同格にて着用できるものもあります。新品の付け下げであれば反物の状態で売っているものも多いですが、中古着物となると既に付け下げに仕立てており、着物の形をしているものが多いでしょう。 ひとくちに付け下げと言っても種類は幅広くあり、簡単に格ごとにご紹介するならば「付け下げ」「付け下げ訪問着」「付け下げ小紋」と3種類に分けることが出来ます。
こちらのページで紹介する付け下げの価値は比較的高いものが多く、買取価格も高額になりやすくなっていますので、付け下げの買取を検討している方は是非参考にしてください。

付け下げの価値を簡単に知る方法

付け下げの相見積もりは大切です

このページでは付け下げの買取価格や種類を一覧リスト形式でご紹介していますが、素人では手持ちの付け下げの種類を判別する事も難しく、あくまでも付け下げの目安の価値と買取価格をご紹介しています。そして、付け下げの種類は膨大ですのですべての付け下げの買取価格や価値の目安を説明することも困難ですので、先に【付け下げの価値を正確に知る簡単な方法】をご紹介します。


ここで紹介する方法ならば、付け下げについて全くの無知でも正確な付け下げの価値・買取価格を知る事ができます!


その方法は着物買取業者にメール査定を依頼するだけです。


シンプルな方法ですが、この方法は非常に合理的な方法です。付け下げといった着物関連商品でも写真を送れば専門家に付け下げを査定してもらえます。


特に、価値が高い事を知っている付け下げをお持ちであれば、一度メール査定にて相見積もりをしてもらう事をおすすめします。付け下げの買取価格は業者の在庫状況や販路に影響されますので付け下げの種類(作家物等)によって最も高く付け下げを買取してくれる業者も異なるからです

また、メール査定なら査定のみで付け下げの買取を簡単に断ることができるのもおすすめな点ですね♪

付け下げをメール査定してもらうのにお勧めの着物買取業者は次のページを参考にしてください!

付け下げの価値について(付け下げ一覧)

では、付け下げの価値や買取価格、概要について一覧で説明していきます。

このページで説明する付け下げの一覧は次の通りです。

※下記の付け下げの名称をクリックするとそこまでジャンプします。

付け下げの定義と買取価格例

付け下げは訪問着よりも模様が少なく、おくみで模様が繋がっていません。反物のまま模様が付けられています。 反物の状態で販売されていることも多く、柄が縫い目にかかってしまわないように作られていることが特徴です。 仕立てる際には縫目と柄を気にすることなく縫い合わせることが出来ますので、寸法も比較的自由に設定することが出来ます。 (下記の価値一覧には訪問着仕立てのものもありますが、ここでは付け下げとしてご説明しています)

付け下げ訪問着の定義と買取価格例

「付け下げ訪問着」は上前のおくみ線で柄が繋がっており、訪問着とほぼ同格で着用することが出来ます。 一般的な訪問着の特徴として、模様が縫い目を渡って続く絵羽模様がありますが、付け下げ訪問着もこれに似た柄付けを施していることが多いです。 けれども訪問着と比較すると合口(縫い目に渡って柄が続く部分)にかかる柄の数が少なく、見た目はやや控えめな印象になります。

付け下げ小紋の定義と買取価格例

「付け下げ小紋」とは小紋柄を採用している付け下げのことで、付け下げと小紋を合せたような見た目をしています。 カジュアルな印象になりますので一般的な付け下げと比較すると格は下がり、小紋と大体同格で着用することが出来ます。 ですが同じ柄が続く小紋と違い、付け下げ小紋は柄の向きや配置などのバランスを考慮して仕立てられますので、見た目としては通常の小紋よりも豪華な印象になります。

※このページで説明している付け下げの価値はあくまでも買取価格の指標の一つであり、状態や証紙の有無等で価格は上下します。

付け下げの価値と買取価格を紹介

【付け下げ】京友禅付け下げの価値と買取価格

【付け下げ】京友禅付け下げ
付け下げ備考欄:京友禅
買取における価値:まぁまぁ~非常に高い
京都の伝統工芸品のひとつでもある「京友禅」とは、絹織物の白布に絵を描いて染め上げたもので、特に手描き友禅となると仕上げるまでに非常に手間と時間が掛かることでも有名です。現在は型染めやプリントが主流になりつつあるので、手描き友禅を見かけることは稀になってしまいました。京友禅の付け下げであれば2~3万円は期待したいところですが、著名な作家物や手描き友禅となれば更に買取価格が上がる可能性が高いです。

【付け下げ】紬地付け下げの価値と買取価格

【付け下げ】紬地付け下げ
付け下げ備考欄:紬生地
買取における価値:普通~非常に高い
紬の付け下げの買取価格は、その紬生地の質の良さや産地などに左右される他、後染めの技術や技法によっても細かく変わってきます。ですが一般的に「大島紬」や「結城紬」「牛首紬」などの価値の高い紬であれば、買取価格も高くなる可能性が大いにあります。幅が広いため価値を定義するのは非常に難しいのですが、写真のような紬の付け下げであれば買取価格は大体2万円からは期待したいところです。

【付け下げ】汕頭刺繍付け下げの価値と買取価格

【付け下げ】汕頭刺繍付け下げ
付け下げ備考欄:汕頭刺繍(スワトウ刺繍)
買取における価値:普通~非常に高い
汕頭刺繍とは中国三大刺繍のひとつで、絹生地の経糸と緯糸が交差する間の僅かな目に針を通して、広げて模様を表現していく技法です。非常に繊細な刺繍で手間もかかるため、手刺繍の品であればハンカチ1枚で何万円もの価値を持っています。スワトウ刺繍の着物となればどれも価値が高そうに思われるかも知れませんが、機械刺繍か手刺繍か、そして刺繍の大きさや技法によっても買取価格は変わります。買取価格は大体1万円位からは期待したいところです。

【付け下げ】夏用付け下げ(絽)の価値と買取価格

【付け下げ】夏用付け下げ(絽)
付け下げ備考欄:絽
買取における価値:普通~非常に高い
「絽」とは夏の衣料に用いる生地で、薄く透き通った絹織物のため通気性が良く、気温が高い中でも快適に着ることが出来ます。経糸の本数によって三本絽などの名称がある他、原糸によっても様々な呼び名に分かれています。使用している糸は正絹のものもありますが、綿で作られたもの、現代であれば合成繊維を用いたものなども多いです。買取価格は良いもので大体1万円からは期待したいところですが、作家や作りによっても価値は大幅に変わってきます。

【付け下げ】付け下げ訪問着の価値と買取価格

【付け下げ】付け下げ訪問着
付け下げ備考欄:正絹
買取における価値:普通~非常に高い
「付け下げ訪問着」と「訪問着」の違いは、縫い目を渡って柄が続いている【合口】の数にあります。付け下げ訪問着は、付け下げではあるものの見た目を限りなく訪問着に近づけたもので、合口が1~2か所設定されていることもあります。付け下げと訪問着とでは販売価格に2倍ほどの開きがある場合もありますが、逆に買取となると着物の形式はあまり関係なく、着物自体の価値や作家によって買取価格が付けられることも多いです。

【付け下げ】付け下げ訪問着(洛楽人工房作)の価値と買取価格

【付け下げ】付け下げ訪問着(洛楽人工房作)
付け下げ備考欄:洛楽人工房作
買取における価値:高い
洛楽人は太陽光の強さによって色目が変化する「玉蟲染」をはじめとする様々な技術や技法を開発している染色工房で、その高い品質と図柄の美しさを評価する根強い愛好家も多いです。洛楽人工房には初代国兼屋洛楽人氏を含めた現在6名の作家が在籍しており、着物の作りや技法によっても買取価格は異なってきます。付け下げは一般的には手頃な着物というイメージが強いですが、写真の付け下げであれば買取価格は3万円からは期待したいところです。

【付け下げ】付け下げ小紋(宝尽くし柄)の価値と買取価格

【付け下げ】付け下げ小紋(宝尽くし柄)
付け下げ備考欄:宝尽くし
買取における価値:まぁまぁ~高い
宝尽くし柄とは吉祥文様(めでたさを表した文様)の1つで、丁子や宝珠、打ち出の小槌等が散りばめたように描かれています。着物の中でも人気のある文様で、小紋の他に帯や振袖などにも使用されることが多いです。着物の図柄によって買取価格が大きく変わることはあまりありませんが、宝尽くし柄は一定の人気がある図柄ですので、買取業者の査定や評価によっては高価買取に繋がる可能性もあります。

【付け下げ】付け下げ小紋の価値と買取価格

【付け下げ】付け下げ小紋
付け下げ備考欄:付け下げ小紋
買取における価値:高い
付け下げは着物に仕立てたときに全て柄が上を向くように作られていますが、総柄の小紋には柄の上下がありません。付け下げと小紋を合わせたような見た目のものが「付け下げ小紋」ですが、柄の上下が設定されるため通常の小紋よりも作る手間がかかります。伴って値段も小紋より高価なものが多く、柄が揃うので見た目も華やかです。付け下げ小紋を売るなら買取価格は大体5000円からは期待したいところですが、作家や染色によっては更に高額になります。

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