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久米島紬の買取価格と詳細

久米島紬

日本には有名な紬が数々ありますが、日本で紬が作られるきっかけとなったのは「久米島紬」にあります。 久米島紬とは沖縄県を生産地とする紬で、日本の紬の発祥としても知られているのです。

久米島紬のルーツはインドにあり、14世紀頃に南蛮貿易により絣や織物の技術が沖縄県へともたらされました。 加えて久米島は蚕の食料となる桑の生育に適しており、中国から伝わった養蚕の技術も久米島へと根付きました。 そして生まれたのが「久米島紬」で、その技術は琉球王国時代から変わることのない伝統が受け継がれているものです。 2004年にはその製作技術が国の重要無形文化財に指定され、久米島紬の保持団体は重要無形文化財の保持団体へと認定されました。

久米島紬は草木染や泥染めなど伝統的な染色技術を用いて作られており、その染料も全て沖縄県に自生している植物が使われています。 本来は若草色などの様々な色彩が用いられた紬ではありましたが、ある一定の時期に黒や茶系統の落ち着いた久米島紬が流行し、それが定番として定着しました。

久米島紬の価値はその製造方法や染色方法、状態や作家などによって大幅に変わってきますが、質の良い久米島紬であれば価値は大体3~4万円からは期待したいところです。 特に久米島紬で有名な作家「塩田史麻」や「西村源護」の紬であれば1枚10万円以上で取引された事例もあり、着物買取においても高い買取価格が期待できます。

ですが久米島紬は絹糸を使用し、染色も草木染や泥染めといった自然由来の方法を用いていますので、化学繊維で作られる近年の着物と違って経年の劣化が起きやすくなってしまいます。 劣化が始まると着物買取においても価値は低くなってしまいますので、日頃の手入れは十分に行うように心がけましょう。

久米島紬をより高く売る方法

着物買取業者

久米島紬の着物の買取価格は「どの着物買取業者に依頼するか」によって買取価格・価値は大きく変動します。その為、本サイトではより高く久米島紬の着物を売るために、複数の着物買取業者で相見積もりを依頼する事をおすすめしています。


ですが、「着物買取業者」と一言に言えど、着物買取業者はかなりの数が存在しますので、どこで相見積もりを取るかも悩まれるかと思います。その為、本サイトでは「おすすめの着物買取業者」に関しても比較ランキング形式で紹介していますので、これから久米島紬買取をお考えの方は是非参考にしてください!

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