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着物作家【喜多川平朗】について紹介します

着物作家:喜多川平朗
着物作家:喜多川平朗の概要
着物の種類 有職織物
出征 1898年~1988年
出身地 京都府京都市
重要無形文化財認定年 1956年(昭和31年)

着物作家喜多川平朗に関する詳細情報

喜多川平朗(きたがわ へいろう)とは重要無形文化財の保持者であり、500年以上もの長い歴史を持つ西陣の織元「俵屋」の17代目を務めた着物作家です。 「羅」と「有職織物」の2つの重要無形文化財に認定された着物作家で、人間国宝で複数の認定を受ける例は極めて稀であり、その技術が卓越したものであることが窺えます。 その他、文化功労者賞も受賞、49年には文化庁による記念映画「有職織物・喜多川平朗の業」も作られました。

「羅」とは、室町時代以降廃れてしまった織物のことで、古代中国から伝来し、奈良時代から平安時代にかけての非常に古い時代に作られていました。 羅の織物は向こうが透けて見えるような薄手で、素材には絹が使われており、からみ織りにて作られていたとされています。 昭和31年に「羅」にて一度目の人間国宝認定を受け、復元に成功したことは着物業界において大きな出来事と財産になりました。

そして「有職織物」とは、かつて中国より伝来した織物で平安時代に和様化され、公家や貴族などが取り行う儀式の装束として用いられていました。 現在も皇室が行う行事や、伊勢神宮で使う装束など格式高い着物ではありますが、その技術を反映した帯などは一般向けにも出回るようになりました。 喜多川平朗が「有職織物」にて二度目の人間国宝認定を受けたのは昭和35年のことで、一度目の認定から僅か4年後のことでした。 ちなみに喜多川平朗氏の息子であり、俵屋の18代目を務める喜多川俵二氏も1999年「有職織物」にて人間国宝認定を受けています。

人間国宝認定を受けた着物作家"喜多川平朗"氏の着物は極めて価値が高く、綺麗な状態の着物であれば、帯であっても20万円以上の価値を持っています。 中古状態であっても買取価格は帯で5~10万円から、着物であれば何百万円という買取価格になる可能性もあります。 ですが喜多川平朗の活動時期から鑑みるに、現在残っている着物となるとかなり古いものになるかと思いますので、状態によっては買取価格がそれほど伸びないケースも予想されます。 喜多川平朗の着物買取においては、綺麗な美品の着物、あまり状態の良くない着物どちらの状態であっても、高い鑑定眼を持ち実績のある着物買取業者を利用することをおすすめします。

喜多川平朗の着物買取をお考えなら

喜多川平朗の着物の買取価格は着物買取業者の選び方次第で大きく異なります。ブランド品と異なり、オーダーメイド・一点物が基本な着物は【贅沢品】と呼ばれている事から、例えば100万円で購入しても、買取となると業者によっては1万円を切る買取価格を提示されることも往々にしてありえます。


喜多川平朗のような作家の着物はもちろんの事、加賀友禅といった有名な技法を用いた着物など過去に高い金額で購入した着物を極力高く売る為には、着物を専門的に鑑定できる査定員が在籍している業者や着物の販売経路を多く持つ着物買取業者に依頼することは必須条件だといえます。


本サイトではより高く着物を売るために、複数の着物買取業者で相見積もりを依頼する事をおすすめしており、少しでも高く着物を売れるようにおすすめの着物買取業者も紹介していますので、喜多川平朗の作品をはじめとした着物の買取をお考えであればそちらも是非参考にしてください。

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